皆さん、こんにちは。きりみはうすです。
前回の記事に書いてあるように僕は OD をしました。OD というのは自殺などのために薬を過剰に摂取することです。今回はこの OD について実体験を踏まえて語りたいと思います。
OD に使われる薬は主に抗不安薬や睡眠導入剤などです。これらの薬を自殺などの目的のために 100 錠や 200 錠もの量を一気に摂取するのです。
結論から言うと、僕の場合は自殺の目的で 90 錠の薬を飲みましたが「死にません」でした。
OD をすると大抵の場合は 40 時間から 50 時間程度の間意識を失います。その間に病院に運ばれ入院します。入院期間は個人差があり、僕の場合は 5 日間と短期間ですが、1 ヶ月や 2 ヶ月の間入院する場合もあります。
ネットでは「OD では死なない」や「OD をしてもつらいだけ」などと書かれています。僕は医者ではないので確実なことは言えませんが、飲む薬の組み合わせや量によっては「死ぬ」と思います。また、OD による身体的なつらさはあまりありません。具体的にはふらつきやめまい、手足の感覚のしびれなどです。大体 2 日から 4 日で元の状態に戻るので大したものではありません。それよりも精神的なつらさのほうが大きいです。生きることがつらいから OD をするのですが、結局死ぬことが出来ず情けなくなります。半端なく情けなくなります。そして、入院生活も暇です。
実際に OD をした僕が言うのもおかしな話ですが、OD はやめたほうが良いと思います。
自殺の目的での OD は確実性が無いのでやめたほうが良いです。死なない確率のほうが高いと思います。次に今現在のつらさから逃げたいから OD をする場合は、まず主治医に相談して薬を現在よりも強めの薬に変更してもらう、薬の量を少し増やすなどの処置をしてもらったほうが、現状のつらさから開放されると思います。
現状がつらいから OD をしたくなる気持ちはわかりますが、余計に精神的につらく、情けなくなるだけです。何度も言いますが、現状のつらさよりも更につらくなるだけです。
なので OD はやめましょう。